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[文谷数重]【新護衛艦名「かが」は中国を刺激する】~新護衛艦まもなく命名・進水式~

Japan In-depth / 2015年8月22日 11時0分

他に使えるとすれば「ながと」「いずみ」くらいか。実際に、前の「ひゅうが」級では海自部内に艦名アンケートが回ってきたが、当時はDDHの艦名を国名にする規定はなかった。ただ、その時の記入例では「ながと」があった。その後も「新型艦は『ながと』」ではないかといった噂が立っていた。たまたま当直士官で昼休みの居眠り中に「ひゅうが」と命名する電報が流れてきた時には驚いたものだ。

 

■「かが」を使うなら広報に務めるしかない

もちろん、新護衛艦が「かが」か「ながと」か、あるいはそれ以外の旧国名を選ぶのかは分からない。もちろん、筆者も全く知らない。

だが、もし「かが」を使うとすれば、それなりのケアは必要となる。中国に不快感を与えることは避けられないので、海自は常々他意はないことを示さなければならない。日中の防衛交流、海軍間交流や、中国が受諾すれば、現地一般公開等で折にふれて「伝統艦名の艦名継承であり、中国には敵意をない」旨を表明掲示し、納得は得られなくとも、ケアをしていることを承知してもらうしかない。


※トップ画像:1番艦「いずも」海上自衛隊HPより

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