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[イ・スミン]【核を握った北朝鮮、イランと同じ道へ向かうのか?】~カギは中国の動き~

Japan In-depth / 2016年1月17日 23時0分

外交の専門家は、朴大統領のこのような発言は、「強力な対北朝鮮制裁は金正恩政権を危うくし、半島の平和と安定を破る」と判断している中国の立場とは正反対の行動を注文したと分析している。そして朴大統領は米国のサード(THAAD)[1]についても「韓国の安全保障と国益に従って検討する」と言及した。これも中国を動かそうとする努力と言える。

実務のラインでも忙しく動いている。6者協議の韓国側首席代表の黄浚局(ファン・ジュングク)外交部の韓半島平和交渉本部長は14日、北京に駆けつけ中国側の首席代表である外交部韓半島事務特別代表と会い、19日にはモスクワへ出国、イゴリ・マルグルロプ外交部アジア太平洋次官と会談した。米日との協力関係を確認した韓国は、これから中▪ロ、特に中国の急な変化を導き出すのが問題解決のキーだという判断をしたとみられる。

しかし、「サード」をいうカードは、直ちに配備するのが難しいため、当面の北朝鮮核問題において強くて確実な対応にはならず、中国を動かすには限界があるというのが外交筋の見方だ。さらにこれまで「対話と交渉を通じて韓半島の非核化を追求する」との目標に固執してきた中国が変わるかも疑問だ。

ロシアは中国の路線変化によって対北朝鮮の制裁に対する協力するかどうかを決定する可能性が高いため、中国が北朝鮮の核問題に積極的に取り組まなければ、結局、過去のように中身のない6者協議が続くという見通しが有力だ。

韓国政府が北朝鮮の古い友邦である中国をどこまで動かすことができるのか、そのレベルによって、韓米日の協力も成功と失敗に分かれる見通しだ。結局、キーは中国にある。

[1] 終末高高度防衛ミサイル。アメリカ陸軍が開発した弾道弾迎撃ミサイル・システム。

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