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[Japan In-depthチャンネルニコ生公式放送リポート]【18歳選挙権、大人がどう行動するかにかかっている】~21歳の論客、慶應大学3年山本みずき氏~

Japan In-depth / 2016年1月19日 12時0分

また山本氏は、参院選で与党が3分の2以上をとることについて、「今まで日本が安全保障に関してうやむやにしてきた態度をきちんと明確化させるということをなし得るでしょう」とし、その意義を述べた。野党の動きについて安倍編集長から問われた際は「あまり詳しくはない」とした上で、「与党の独走状態にならないよう、きちんと良識ある存在として動いてほしい」と述べた。

18歳選挙権について、「若者も政治に関して意見があるんだという姿勢を政治家に示すことで、政治家の姿勢や政策を変える」ことにつながると山本氏は指摘した。安倍編集長が「保守派の若者はSEALDsと比べて目立たない」と指摘すると、「なぜSEALDsがあれだけ目立ったのかというと、二元論で意見する人が多かったから」と山本氏はその理由を指摘した。

政治的な意見を言う人は今までどちらかというと“勉強の虫”と呼ばれるような人たちだったが、今風の垢抜けていて、遊んでいるように見える学生達が声を挙げた。これまで多くの人が持っていたステレオタイプなイメージをがらっと変えたことが、SEALDsが注目を集めた理由であるとした。

若者はどうすれば政治に関心を持つかという安倍編集長の問いに対し、山本氏は「若者は大人の姿を見て行動する。親がしてなかったら子供もそういうものをしなきゃいけないという感覚は生まれない。若者どうこうではなく、大人がどう行動するかにかかっている」と指摘した。

20代・30代の視聴者が多かったニコ生アンケートでは、18歳以上に選挙権を拡大することについて、65%が賛成、25%が反対という結果が出た。18〜22歳の若者が政治を理解し、投票することが可能かという点で判断が分かれたようだ。

選挙の前に山本氏は何らかの情報を発信するのだろうか。「残り数ヶ月の間に愚かな判断をしないだけの情報を収集したい」とした。また「もし政治家になったら何がしたいか」という視聴者からの質問に対しては、「安全保障の面で、国民を守る体制を作るということ。また国際秩序の安定に尽力したい」とした。

今後の活動について山本氏は、「今は行動を起こすというよりかは自分を深めるために勉強に邁進したい」と述べた。

(この記事は、ニコ生【Japan In-depthチャンネル】2016年1月13日放送 を要約したものです)

トップ画像/©山本みずき

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