現在の延長線上に日本の未来はない～Japan In-depth安倍宏行編集長と語る～

「アベノミクス新・三本の矢の希望出生率1.8や、介護離職ゼロはちょっとピントがずれている気がする。もっと新しい技術の研究開発、それを広げること、そういうことをどうやって国がバックアップできるか。」と細川氏は述べ、既成概念にとらわれず、世界に勝負に出るために今までと違うことをやってみるマインドの重要性を説いた。安倍編集長も同意し、「現在の延長線上に日本の未来はない。日本の経営者は “内なる岩盤”を壊さないといけない。」と経済同友会小林喜光代表幹事の提言を紹介した。今後ますます進んでいく高齢化社会。「成長に大きく舵を切るためには、ベンチャースピリットを持ったベンチャー企業が生まれてくる活力が日本経済にないと、厳しい冬の時代が来る。」と安倍編集長は述べ、細川氏は「世界の遠いところで起きている話ではなく、原油安も新興国の成長鈍化も私たちの生活にも必ず関わることとして考えていかねばならない」と締めくくった。

（この記事は、ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2016年1月23日放送　を要約したものです）

「細川珠生のモーニングトーク」

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