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米大統領選:アイオワで波乱の幕開け~米国のリーダーどう決まる? その2~

Japan In-depth / 2016年2月3日 7時0分

おりしも、リビアの大使館襲撃(ベンガジ事件)の際、国務長官として私用サーバから送ったメールのいくつかがCIAによって再度「機密」と認定されたことにより、クリントンを叩く材料が再燃したわけだが、共和党はまだまだお互いを叩くのに忙しく、夏頃までにはメールスキャンダルが収まっている可能性もある。

一方、サンダースは、第1回目のディベートで「もう、あなたのEメールのことを聞かされるのには辟易しているんだ!」と言った手前、今さらこの件について蒸し返すこともできまい。それをやったら、彼はネガティブキャンペーンをやらないと宣言した点を支持してきた若者層や潔癖なリベラル層が離れていってしまう。結局、民主党第3位の候補だったマーティン・オマーリー前メリーランド州知事はアイオワ州での結果を受けて選挙戦から撤退を表明した。

共和党はこれからトランプ、クルーズともう一人、若手保守派のマルコ・ルビオの三つ巴の戦いの裏で、トランプやクルーズは絶対に推したくないと考えている共和党主流派が、クルーズと同じ茶会系保守派のルビオに寝返るのか、それとも相変わらずジェブ・ブッシュやクリス・クリスティーに湯水のように寄付金を渡し続けるのかが注目される。

(この記事は【米大統領予備選挙開始】~米国のリーダーはどうやって決められるのか その1~ の続きです)

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