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英、EU離脱派に勢い 国家主権は「幻想」か

Japan In-depth / 2016年2月23日 18時0分

一方で21世紀以降次第にあきらかになってきた流れは、一時は国際政治経済からの「退場」さえ論じられた「国家」というものの、存外な生命力である。キャメロン首相のいうとおり、確かにその主権はさまざまな形で蝕まれている。だが「国家」という存在そのもののパワーは失われていない。それでもその力の所在がさらにあいまいになっているのも事実であり、その魅力は長続きしない。初夏まで「国家主権」言説が、威力を保つことができるのかどうか。

さて、同じ週、大手スーパーのテスコが、カーブしたクロワッサンの販売を停止する、というニュースがあった。フランス産まれのこのパンは三日月を意味し、そのような形をしている。ところが英国人は、半分に切ってジャムとバターを塗るため、まっすぐな形を好む。ガーディアン紙によると、フランス人は「既にバターいっぱいのクロワッサンにバターはいらない」と嘆息しているとか。

トップ画像:ボリス・ジョンソン市長 2015年10月15日 東京・英国大使館にて ⓒ安倍宏行

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