トランプ旋風、未だ止まず 米大統領選
Japan In-depth / 2016年3月1日 11時5分
〇東アジア・大洋州
中国で3日から政協(人民政治協商会議)、5日から全人代(全国人民代表大会)の会合が開かれる。以前日本では前者が参議院、後者は衆議院に相当する機関だなどと説明する向きもあったが、これは完全な間違いだ。いつも言うことだが、議会のない国の閣僚は自由に外遊ができるので、実に羨ましい限りだ。
〇中東・アフリカ
イラク・モスルのダムが決壊する可能性があるらしい。同ダムは2014年夏にイスラム国が一時占拠したが、その後イラク政府軍等の支配下にある。問題は長年メインテナンスが不十分だったため、最悪の場合、ダムが決壊し、モスルは勿論、下流のティクリートからバグダッドまでの流域で大洪水が発生するかもしれないという。恐ろしい。
〇インド亜大陸
近く米太平洋軍のハリス司令官が訪印する可能性があるらしい。米太平洋軍がインド洋を担当していることはあまり知られていない。実現すれば、ハリス司令官の訪印は南シナ海への最新鋭艦船派遣に言及した直後であり、その意義は決して小さくないだろう。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
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