1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

聖火台は可動式に 国立競技場騒動 東京都長期ビジョンを読み解く!その36

Japan In-depth / 2016年3月13日 0時0分

その3。上段に設置すると、聖火は下から見上げる形となり見えにくい。私は旧国立競技場の聖火台についてはずっとそう思っていた。聖火台は真ん中に設置すると、その燃え盛る炎を皆が目に焼き付けられる、「火」の偉大さを実感できる。

この提案。キャンプファイヤーみたいで安っぽいが、反面、なんとも21世紀的ではないか、民主主義を体現するようにも思える。

聖火台を可動式にすることで、新たな演出も可能になる。

みんなが聖火台に何かを投げ込むとか、火を動かしてトラックを回らせてみながお祈りをするとか、聖火の火であぶれるとか、国立競技場では表彰台の横か背景に必ず聖火があるとか、聖火から火をもらって観客席の前に広げておくとか、火を何かに点火させ江戸の火消しが消すとか(不謹慎かもしれないので気を悪くされた方がいたらすみません)。

現在のやり方は確かに重みのある儀式であり、それで進めるのもいいだろう。ただし、新たなアイデアや新しい発想で聖火を迎え入れることをわが日本が提案しても良いのではないかと考える。

良い悪い、の価値判断はしないが、商業主義化してしまった五輪に、新たな価値や理念を付加できるチャンスかもしれない。21世紀的な文脈で、西欧文明と日本「らしさ」を融合させる新たなアイデアを期待したい。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください