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自民ネット公募、人気投票に終わらせるな

Japan In-depth / 2016年3月14日 21時17分

また、港区議会議員を務める柳澤亜紀氏(34)は、国民の厳しい批判が注目され課題となっている保育所不足改善の必要性を、自身の体験話を持って訴えた。

「戦後70年を経て新しい日本を作っていくにあたり安倍政権に大いに期待をしている」と話したのは、今回最年長であり前衆議院議員の松田学氏(58)だ。5年前に福島県に移住し東日本大震災の被災経験がある只見町議会議員の石橋明日香氏(43)。35年間東京の築地市場でマグロ屋を務めたという生田與克氏(53)。今回の「デジタル民主主義」に共感をして応募したという、戦略論の大学院特任教授を務める中川幸司氏(36)。

「媚びない、飾らない」のキャッチフレーズで挑む衆議院議員秘書の浅田恵理氏(35)。「自国を愛し誇れる国にしたい」と述べたのは、アメリカオレゴン大学政治学部出身会社員の中村豪志氏(39)。日本の「ものづくり産業」の復活や食育推進で健康で長生きできる国作りの試みを訴えたのは人生の半分弱を海外で過ごしたという土屋美和氏(38)。地方の産業を潤す為にはライブ(コンサート)の促進が有効だと語ったのは作家の伊藤洋介氏(52)。「百年後も誇れる日本!」をキャッチフレーズとし、強い日本経済の復活を実現したいと宣言したのは現役銀行員の廣瀬真木氏(34)。そして、同じく衆議院議員秘書を務める荻野浩次郎氏(38)は起業家として得た資金を学費に当て、29歳にして大学に入学し政治を学んだという。

ネットを利用したオープンエントリーについては、いわゆる「炎上」を懸念する声もある。候補者に対する「公開粗探し」が始まるのではないかというのだ。こうした動きがもし起きるとしたら、ようやく始まったネット選挙の可能性を損なうものとして、残念なことだと言わざるを得ない。

ファイナリストの主張に耳を傾け、ネット上で公平公正な議論が戦わされ、単なる人気投票に終わらせないことが重要だ。ネット選挙の目的の一つに、かかりすぎる選挙費用の削減があったことも忘れてはならない。有権者が候補者の経歴や政策などについて深く知った上で投票行動を行うチャンスととらえるべきだろう。

 オープンエントリーのスケジュールは以下の通り。投票するためには事前に登録をしなければならない。

 候補者スケジュール:

3月12日〜5月9日 ファイナリストPR活動 

3月24日 ファイナリスト街頭演説会 

4月13日 ファイナリスト持論会 

4月下旬  ファイナリスト最終演説 

 

投票者スケジュール:

4月1日 ネット投票受付 

5月2日 投票者の事前エントリー締切 

5月9日 ネット投票締切 

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