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最高裁判事後継者指名巡りバトル 米国のリーダーどう決まる? 番外編

Japan In-depth / 2016年3月23日 11時0分

当のガーランド判事は、ホワイトハウスのローズガーデンで行われた指名スピーチでは感極まった涙声で、指名された悦びや承認の暁には生涯をかけて取り組む仕事だと信じているとアピールした。ここで中道派の彼を承認しないのであれば、次期大統領のヒラリー・クリントンが指名する判事は、もっともっとリベラルな人物になってもオバマは知らないぞという含み。


ずっと承認を先送りして、クリントンがいざ大統領となったらいきなり承認しようとすれば「レイム・ダック」論はなんだったのか、ということになる。もう逃れられない時期になってから否認しようとガーランド判事の過去の判決例から、なにかケチをつけられる案件はないかを探そうにも、その経歴は20年分もある。こうなると、意地でも承認に反対する共和党の言い分は子どもがダダをこねているようにしか聞こえない。


そうでなくとも、共和党員はトランプを追い落とそうと手を尽くすのに忙しい。その間にもオバマ大統領はキューバ訪問で着々と自分の「レガシー」を築きつつある。これも皆、共和党の身から出た錆というものか。

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