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国民病、アレルギー6000万人の最新治療法

Japan In-depth / 2016年3月29日 7時0分

話題にのぼったのは、卵アレルギーの子どもが少しずつ摂取することで徐々に症状が改善されたという話だ。久住医師によると、他のアレルギーについても「免疫寛容」といって反応が弱くなることがあり、それを利用したのが今注目されている「舌下免疫療法」だ。花粉症でいうと、例えば杉の花粉のエキスを飲み続けることで、体が反応しなくなるとうものだ。3〜5年毎日飲み続けると効果が出るという。抗アレルギー薬は副作用として眠気が問題になる。眠気を催す薬を服用することができない職業や体質の人たちにとっては治療の選択肢が広がることになる。

 放送中には、久住医師への質問も次々と寄せられた。

「寒暖差アレルギーは治るのか?」

 →(久住医師)医学的には寒暖差アレルギーというものはなく、「血管運動性鼻炎」というもの。寒い日に暖かいものを食べると鼻水が出るといった症状。鼻水が出たりするのだが、アレルギーではないので薬を飲んで治るというものでもない。

「いずれすごい薬が出て花粉症が根絶することはあるのか?」

 →(久住医師)根絶されて欲しいが、なかなか難しい。しかし、月に1回飲めば良い薬が出るなどすれば、かなり楽になる。

 アレルギーに関しては多くの人が悩んでいることもあり、情報は溢れているが、治療法などについては曖昧なことも多い。久住医師は、「薬はなるべく飲みたくないという声もよく聞くが、例えば鼻詰まりで夜も眠れない…などの症状があるなら、楽に過ごせる方法もある。」と話す。症状が強い人は、我慢しないで早めに医師に相談することも大切だ。

(この記事は、ニコ生【Japan In-depthチャンネル】2016年3月2日放送の要約です)

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