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自民ネット候補が公開討論 注目度は?

Japan In-depth / 2016年4月16日 23時0分

 「時代に即したものに変えるのは当たり前である。」とした大学院特任教授の中川幸司氏に対しては、自らを「オタク」と称していることもあり、発言中に多くのコメントが寄せられた。好きなアニメについて話が及ぶと、ニコ生の画面には「俺たちの代表だ!」とコメントが流れた。

 決められたテーマについての議論が終わると、それぞれが得意とする分野等について他のファイナリストに質問し、意見を交わした。

 衆議院議員秘書の浅田恵理氏は他のファイナリストの女性に対し、「女性の政治進出についてどう思うか?」と問いかけた。 

 福島県只見町議会議員の石橋明日香氏は「積極的に登用すべき。」とし、銀行員の廣瀬真木氏は、「無理やりにでも女性議員の人数の目標を掲げ、枠を作るべき。」と一定比率を女性に割り当てる「クオータ制」の導入にも意欲を見せた。

 この他、一般社団法人代表理事の難波美智代氏は「社会保障制度改革」について、会社役員の生田與克氏は「東シナ海の海上防衛」について他のファイナリストに問題提起した。

 3時間に及ぶ公開討論の間には、ファイナリストの発言に対して「勉強していない」「政治家に向いていない」などと辛辣なコメントも多かった。通常の公開討論会と比べ、自分の発言への反応がダイレクトに寄せられるのは、ネットを利用した今回のプロジェクトの特徴である。

 ファイナリストの一人から「オープンエントリーをもっと盛り上げないといけない。」との声が上がるなど、プロジェクトへの注目度は高いとは言えない。しかし、若い世代の投票率を上げる為にも、選挙の際にどのようにインターネットを活用するかは議論を進めるべき課題である。5月9日までの投票期間にどれだけの人が参加し、選ばれた候補者が参院選でどのような結果を残すのか、注目したい。

写真:(c)Japan In-depth編集部

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