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英・米の「ダークサイドの覚醒」

Japan In-depth / 2016年6月28日 9時59分

〇中東・アフリカ

イラク政府はようやくファルージャ完全解放を宣言したが、本当に大丈夫なのか。ファルージャはスンニー系のイラク正規軍が解放して初めて意味がある。もし、今回の掃討作戦がイランの革命防衛隊または、その息のかかったシーア派ミリシアが参加していたのなら、ファルージャで新たな宗派問題が爆発するのは時間の問題だ。

○アメリカ両大陸

英国民投票の翌日、トランプ候補は自ら所有するゴルフ場オープン式典参加のためスコットランドを訪問したという。この大事な時に何を考えているのかとも思ったが、直前にBrexitが決まり、トランプは上機嫌で自らの選挙戦を重ね合わせていたようだ。どこまでも運の良い男だが、トランプの支持率は低迷。英米では事情が異なるようだ。

〇インド亜大陸 

27日からインドとロシアのエネルギー関係者がニューデリーで会談する。議題はロシア天然ガスの直接供給だというが、さすがはインド、しっかりロシアを使っているようだ。

今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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