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大学世界ランキング、日本の大学低迷のなぜ?

Japan In-depth / 2016年7月19日 7時0分

また別の理由もあるようだ。先日参加した国際政治学会では、ある外国人教師が日本の英語教育について発表した際、会場にいた日本人も加わり日本の大学教育をめぐり議論が戦わされた。最終的な話題は、日本の大学がいかに雑務と教務が多く、研究どころではないかに落ち着いた。


安倍政権の進める例の大学改革では、社会科学を含めた効率の悪い「文系」は切り捨てられることになっている。確かに効率という意味では、思い当たる節がないわけではない。2008年に書かれたあるブックレットによると、国際関係論に携わる研究者の数では、日本は世界で3位という。文字通り目を疑ったのは、英語圏で研究をしていると、日本人が書いた論文に出会うことはむしろ稀だからだ。


それほどの数の学者が外交を研究してもなお、日本が外交オンチと言われるのはなぜだろう。だがだからといって文系を切り捨てれば、総合評価である大学ランキングはどうなるか。残念ながら外交への評価同様、今後も改善は困難であろう。

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