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突破口を求め苦悩する韓国の保守 その4

Japan In-depth / 2016年11月13日 11時0分

それで北朝鮮が怒ってしまって韓国企業は全部撤退してくれと完全に閉鎖されてしまった。南北関係がキズついてしまった(注:南北関係がキズついたのは北朝鮮の核武器開発とは言わない) (2016・11・4ミヤネ屋)。

武貞氏は「一番大きなミスを犯したのは北朝鮮での関係ですね」と朴政権の対北朝鮮政策をまず全否定した上で、「開城工業団地が突然2月10日に操業をしばし停止するという発表を、このグループが決めて青瓦台の専門家が知らない間にドサーンと北朝鮮に厳しい措置を取ったわけです」と事実と異なる解説を行った。しかしそうした事実はない。もちろん検察の捜査結果でもない。尾ヒレハヒレの典型的例である。

続けて彼は「それで北朝鮮が怒ってしまって韓国企業は全部撤退してくれと完全に閉鎖されてしまった。南北関係がキズついてしまった」と発言した。これは主客を転倒させた歪曲だ。この開城工業団地措置は、北朝鮮の4回目の核実験を受けて、実戦配備に近づいた核ミサイル開発資金遮断の一環として、国際社会の制裁に歩調を合わせて取った措置であり、北朝鮮が国連制裁決議に違反せず挑発も行わない中で取った措置ではない。

こうした武貞氏の「ミヤネ屋」での発言は、彼が事実をねじ曲げてでも北朝鮮を擁護しようとしている一例ではないだろうか。

                

(その5に続く。その1、その2、その3。全5回)

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