トランプ外交の危うさ急浮上
Japan In-depth / 2016年12月6日 0時54分
〇中東・アフリカ
10日にパリでシリア反体制勢力の会合が開かれるが、一体何を話すのだろうか。米国やトルコが支援しているのだろうが、その支援の内容は中途半端だし、武器の一部はISに横流しされているという噂も絶えない。トランプ政権が早期解決のため前のめりになれば、それこそプーチン大統領の思う壺だろう。解決の道は遠いということか。
〇南北アメリカ
12月26-27日に安倍首相がハワイの真珠湾を訪れ、オバマ大統領と最後の首脳会談を行うという。成熟した同盟国同士だが、いや、だからこそ、このように和解のレベルを高めていくことが重要なのだと思う。日本総理の真珠湾訪問と米大統領の広島訪問はパッケージであり、オバマ大統領在任中にやるべきことなのだろう。
〇インド亜大陸
8日に米国防長官が訪米する。それにしても、オバマ政権下で軍事・安全保障の分野で米印関係が着実に進展しているようだ。これも、中国のインド洋進出を念頭に置いたものなのだろう。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
焦点:「トランプ2.0」に備えよ、同盟各国が陰に陽に働きかけ
ロイター / 2024年4月25日 15時33分
-
「越えてはならない一線」を明確に、バイデンがイスラエルの戦争拡大を防ぐためにやるべきこと
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月24日 15時8分
-
「日米蜜月」アピールと裏腹に進む「外交の新潮流」 内政に翻弄される岸田首相の「次なる外交課題」
東洋経済オンライン / 2024年4月16日 8時30分
-
イエレン訪中 EV過剰生産問題で解決策見通せず
Japan In-depth / 2024年4月10日 0時37分
-
「台湾を中国から守りたいなら、日本がカネを出せ」トランプ大統領再選で想定される現実的なシナリオ
プレジデントオンライン / 2024年4月7日 12時15分
ランキング
-
1NASA、火星でメタンの痕跡を発見!生命のサインなのか?衛星からは痕跡なく専門家は“混乱”
よろず~ニュース / 2024年4月27日 21時50分
-
2ローマ教皇、G7首脳会議に「史上初」出席へ…AIの課題を議論
読売新聞 / 2024年4月27日 19時0分
-
3米中西部で竜巻、複数負傷 ビル倒壊、一時閉じ込めも
共同通信 / 2024年4月28日 8時19分
-
4AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われた、史上初の「ドッグファイト」動画を米軍が公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月27日 12時49分
-
5ナワリヌイ氏の殺害命じず プーチン氏、米紙報道
共同通信 / 2024年4月27日 21時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください