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少数民族抑圧するミャンマー

Japan In-depth / 2017年3月11日 23時0分

国連(UNHCR)が管轄する難民キャンプは二つだけになってしまったが、NGOが運営する難民キャンプがテクナフ近郊にある。このキャンプでは1万人以上のロヒンギャ難民の人達が生活をしている。

長い人は20年以上難民キャンプくらしをしている。

ある難民が自国に帰れない理由を「泥棒が入って警察を呼んだら警察が根こそぎ家財道具を盗んで行ってしまった。そんな国に帰れる訳がない」と語った。

バングラデシュでもロヒンギャ難民は正当な扱いを受けられず、難民キャンプでは学校を作る事が許されず、教育の機会さえ奪われている。それでも生き残るためにロヒンギャ難民はバングラデシュを目指す。

日本政府はミャンマーの民主化を認め円借款を破棄した。しかし、ミャンマー国内ではロヒンギャ族の大量殺害が行われ、民主化とは程遠い状態が続いている。新たなビジネスチャンスを求め、日本企業も進出するミャンマー。日本人はミャンマーで行われている人権侵害を知るべきだろう。

*写真©久保田弘信

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