トランプ政権驚きのド素人振り
Japan In-depth / 2017年3月28日 11時0分
〇中東・アフリカ
27-28日にイラン大統領がロシアを訪問する。トランプ政権の新たな対イラン経済制裁にどう耐えるか。ロシアに行っても経済的利益は得られないが、イランも必死だ。イランの大統領選挙は近い。ローハニ大統領にとっては正念場であろう。
〇南北アメリカ
出張中ワシントンは連日、現行健康保険制度「オバマケア」廃止法案で大荒れだった。トランプ氏の主要選挙公約の一つだったはずだが、同法案を提案した共和党指導部は撤回に追い込まれた。何たる様か、トランプ政権にとっては大失敗以外の何物でもない。
第一義的には共和党内の派閥抗争の結果だろうが、最大の原因は政治経験の乏しいトランプ氏が相変わらず「選挙モード」から「統治モード」に移行しなかったことだろう。法案可決への情熱と努力を欠いたトランプ氏とその側近が「ワシントン政治」を甘く見たとしか思えないのだが・・・。
〇インド亜大陸
特記事項なし。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
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