朝日新聞は今もミサイル防衛に反対?
Japan In-depth / 2017年4月27日 7時30分
朝日新聞の日本のミサイル防衛への反対は長い歴史を有する。2001年9月14日の朝刊社説は日米共同のミサイル防衛構想に正面から反対していた。
この社説は「前のめりはよくない」という見出しだった。日本がアメリカと共同でミサイル防衛を築くのは「前のめり」の行動だというのだ。「防衛長官のこの前のめりの姿勢は危なっかしい」とも書いていた。「前のめり」という粗雑で情緒的な表現で、自分たちの気にいらない対象を切り捨てる語法だった。
この朝日新聞社説は次のような記述で結ばれていた。
「ミサイルごっこの『仮想現実』から一刻も早く目覚めるべきだ」
北朝鮮のミサイルの危険性を「ごっこ」と断じるのだ。「ごっこ」といえば、子供が大人のふりをする遊戯のような非現実性を指す。つまりは「仮想」だというのだ。北朝鮮の弾道ミサイルのアメリカ、韓国、そして日本にとっての危険が「ミサイルごっこ」であり、「仮想現実」だと断じていたのが朝日新聞なのである。
朝日新聞はいまも同じ主張をするのか。言論の責任を問いたいところだ。
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