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都民ファーストの会公約分析① 東京都長期ビジョンを読み解く!その49

Japan In-depth / 2017年6月29日 18時0分

■当たり前の根拠は?

しかし、「都民ファーストの会 政策集」の内容は素晴らしいものの、具体項目を見てみると、若干疑問を感じることがあった。

「議員の不当な都庁人事への介入禁止」

「議員の外郭団体職員採用への介入禁止」

「議員 OB の選挙管理委員の選出を見直し」

「入札制度改革を実施し、談合、口利きなどを防止」

という記載だ。

裏を返せばそういうこと(人事や外郭団体職員採用への介入、談合、口利き)が過去に行われていたということだろうか。過去に行われた→禁止というロジックだろうし、そう解釈できるというのが「当たり前」の感覚だろう。確かに、私も伝聞情報では、そうしたことが行われてきたと聞いたことがあるし、多くの人がそのことを口にする。

しかし、過去の都議会議員に対してリスペクトを欠く行為にもなる。だからこそ、「不当」の根拠や事実を明らかにしてもらいたい(選挙後でもいいので)。奈良市では市役所職員へのアンケート調査を実施・結果を公表している。もし、都庁職員へのアンケートなどがあるのなら公表してもらいたい。

行われた、行われたはずだ、行われたと聞いた、たぶん行われた、行われたのだろう、行われたかもしれない・・・・とならないように。

都民ファーストの会に期待する。

 

【注意】上記あくまで私の意見ですのでご参考に。繰り返しますが、特定団体を応援する目的で記載していませんので悪しからず。

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