右往左往のトランプ氏 北ICBM発射実験
Japan In-depth / 2017年8月1日 13時0分
8月2~8日にマニラで第50回ASEAN外相会議が開かれる。拡大外相会議には日米中露韓と北朝鮮が参加する。もう50回になったか。昔は、アトラクションをやったり、お遊びのような会議だったが、今はどうなのだろう。
〇中東・アフリカ
7月31日にサウジアラビアにイラン巡礼団の第一陣が到着する。これからハッジが始まるのか。イランといえば、4日から北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員会委員長がテヘランを訪問し、5日にはローハニ大統領と会談する。
イランといえば、北朝鮮にミサイル技術を提供しているはずだが、まあこのレベルで核兵器の詳細が議論されるとは思わない。それにしても、金永南氏は大したものだ。あの国で粛清されないとは、それだけで偉大である。
○南北アメリカ
過去3カ月の中国・北朝鮮関連のトランプ氏発言は右往左往した。
「習氏はとても良い人で、何かしたいようだが、できない可能性もある(4月27日)」
「北朝鮮は中国や尊敬すべき習近平国家主席の思いに敬意を払わない(4月28日)」
「習氏は友人だが、北朝鮮でもう少しやってくれるはず、様子を見たい(7月14日)
「中国には大いに失望、喋るだけで何もしない、このままでは許さない(7月30日)」
中国については「友人」から「失望」に180度変わった訳だが、これで本当に外交になるのか。ホワイトハウスの首席補佐官が元軍人に交代するが、これを機に、トランプさん、こんな発言はもう止めて、もっと仕事をしたらどうですか。
〇インド亜大陸
特記事項なし。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
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