1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

憲法改正で自民党と協力 松沢成文参議院議員

Japan In-depth / 2017年8月6日 16時55分

憲法改正で自民党と協力 松沢成文参議院議員

「細川珠生のモーニングトーク」2017年7月22日放送

細川珠生(政治ジャーナリスト)

Japan In-depth 編集部(井上紗希)

【まとめ】

・松沢氏、加計学園が運営する英数学館に自民党支部があると指摘。

・加計学園の収支報告書によると使途金は政治活動費であり、教育基本法違反の可能性。

・憲法改正を目指す第三極作りが必要。自民党と連携していく。

 

7月22日放送「細川珠生のモーニングトーク」では、政治ジャーナリスト細川珠生氏が、衆議院議員松沢成文氏をゲストに迎え、話を聞いた。

まず加計学園問題について。松沢氏は、加計学園が学園をあげて自民党の支部を運営している、と指摘した。松沢氏によると、加計学園が運営する学校法人英数学館に自民党の支部があり、そのスタッフも学園に近い人で、政治活動費を計上しているという。(写真1、2)

さらに松沢氏は、加計学園の収支報告書は虚偽報告の可能性があるとも指摘。「もしこの実態が事実ならば、教育基本法、政治資金規正法に違反している可能性がある。法律違反しているかもしれないところに、新学部を設置していいのか。」と懸念を示した。細川氏も、「法律を守れない教育者が子供を育てていていいのか」と述べた。

写真1:自由民主党岡山県自治進行本部「収支報告書」平成26年分

提供)松沢成文氏

写真2:自由民主党岡山県自治進行本部「収支の状況」平成26年分

提供)松沢成文氏

松沢氏は、加計学園の収支報告書を調べ、使途金は全て政治活動費だったことを明らかにした。また松沢氏は「状況証拠的に学校で政治活動を行なっているとしか見えない。これは教育基本法第14条に違反する。」と指摘した。教育基本法は学校で「特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」としている。(注1)

松沢氏は「教育基本法に違反するような加計理事長が獣医学部を作りたいと言って申請し、特区の審査を通って、いよいよ8月に大学設置・学校法人審議会で最終的な審議結果が出る。もし教育基本法に違反しているとしたら、そういう人が申請しているものを認めていいのか。」と述べ、審議会が慎重に審議することを求めた。

細川氏はこれを受け「教育機関にとって、教育基本法はとても大事な法律。一番基本となる法律に違反している可能性があるのなら、新しい学部が認められるかどうかより、学校として問題ではないか。」と述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください