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民進党分党へ 保守中道新党立上げ 岸本周平衆議院議員

Japan In-depth / 2017年8月8日 21時0分

細川氏が民進党の今後について、蓮舫氏辞任を一つの契機として、共産党との連携に賛成派と反対派で2分したときに、反対派が今年4月に民進党を離党し現在無所属の長島昭久議員を中心としたグループと合流する可能性はあるかどうか尋ねると、岸本氏は「次の代表が(党を)まとめきれずに、分党することはあり得る。歴史的使命を終えた政党は、消えて無くなるのが建設的。」と述べ、民進党は分党して所属議員はそれぞれの道を行くのが一番良いとの考えを示した。

岸本氏自身が保守を掲げていることに関して細川氏が、「どのように安倍内閣ではない選択肢を示すのか。」との質問に対し岸本氏は、「難しい」としながらも、旧新進党と都民ファーストの会の類似性について言及し、国政で自民党に代わる受け皿となる政党を作る考えを示した。

「都議選でわかったことは、自民党はダメだが民進党はもっとダメ(だと国民が考えている)ということ。国民は(自民党の)受け皿を探していて、そこに小池氏の都民ファーストの会が出て、55議席の大躍進を果たした。これと同じことを国政でも起こせるか。ヒントは都民ファーストの会は“新進党モデル”だということだ。新進党というのは、連合と創価学会と小沢一郎氏の政党だった。野党第一党になって、次は政権も取れるかもしれないというところまで行った。同じように連合と公明党と(連携して)、保守中道路線の穏健な受け皿ができるかどうかだ。」(岸本氏)

岸本氏は、国政レベルで与党である公明党が自民党から分離する難しさはあるとしながらも、「新しい政治の流れを作ることができるか頑張ってみたい。」と新たな野党勢力の結集に意欲を示した。

都民ファーストの会躍進の理由について細川氏は、都議会自民党の“なあなあ政治”文化批判と、安倍政権が加計学園問題を“なあなあで決めたのでは”という批判が一致して、都民ファーストの会が安倍政権への不満の受け皿になったからではないかとの見方を示した。

さらに、細川氏が自民党には無いもので何を目指すかと尋ねると、岸本氏は安倍政権の政治を「独り占めとえこひいき」と表現し、自らは「世界の片隅に追いやられている弱い立場の人に身を寄せる社会保障政策を取ることで違いを出せる。」と述べた。また、国民が「フレッシュで既成の政治家でない人を求めている」ことも重視していると述べた。

細川氏は国民の中に、国政の脇に追いやられた自分たちの生活への“漠然とした不安”が解消されないことへの不満が溜まっていると指摘し、岸本氏の目指す“保守”と旧民主党の“「生活者」の発想”との類似性を指摘した。そして新たな野党勢力結集に尽力する存在として岸本氏に期待感を示した。

 

(この記事は、ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2017年7月29日放送の内容を要約したものです)

「細川珠生のモーニングトーク」

ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分

ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php

細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/

細川珠生ブログ  http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

トップ写真:©Japan In-depth 編集部

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