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小池新党との連携「あり」 前原誠司衆議院議員

Japan In-depth / 2017年8月16日 18時0分

そして、民進党の考えるボトムアップ式の「All for All(オールフォーオール:みんながみんなのために)」と、安倍自民党政権の掲げるトップダウン式の「トリクルダウン」の考え方の差異を強調した。

細川氏が、民進党の政策構想においては増税で財源を確保することが必要だが、日本においては増税に対する理解を得ることが困難であると述べ、どのくらいの年数を目標に増税を目指すか、と問うと、前原氏は、「どのくらいの年数で、どのくらい国民の負担率を上げるかはまだ決めていない。すべてを消費税で賄うかどうかも決めていない。消費税だけではなく、税のべストミックスをしっかり組み立てていかなければいけない。」と述べた。

また消費税については、「5パーセントから2段階で10%にするという社会保障と税の一体改革の考え方自体は大事で踏襲していきたいと思っている。」と述べた。また、増税を求めるに当たっては、負担が増えた分で教育や社会保障の充実がどれだけ図られるのかというパッケージを国民に見せて納得してもらうことが必要だという考えを示した。

細川氏が代表選に出るにあたって、どのように憲法改正のことを訴えていくか問うと、前原氏は「共産党との関係を気にして、憲法改正の議論は安倍政権の下では行わないという姿勢は国民には理解されない。野党第一党として堂々と憲法改正の議論には応ずる。」と述べ、憲法改正のための議論を進める考えを示した。

また、前原氏は、「権力者を縛る仕組みとしての憲法をどういう風に考えるのか、しっかりと案を出す。9条だけが改正のポイントではないので、多様な条文、章について国民と議論していくとなると年単位で時間がかかる。」と述べ、憲法改正草案を策定する考えを明らかにした。

最後に都民ファーストの会・日本ファーストの会との連携については、「もともと私も小池さんも日本新党出身で、考え方は全く異なるとは思っていない。ただ20数年経った今の日本の現実をどう捉えて、何をするために国政に出ようとしているのか、そこの考え方はしっかり見定める。そして、我々も切磋琢磨できるような党でありたいと、またその再生の先頭に立ちたい。政策理念の共有ができれば、協力する可能性もある。」と述べ、今後の連携に含みを持たせた。

(この記事は、ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2017年8月12日放送の内容を要約したものです)

 

「細川珠生のモーニングトーク」

ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分

ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php

細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/

細川珠生ブログ  http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

トップ写真:©Japan In-depth 編集部

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