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小池都政、成果あり 東京都長期ビジョンを読み解く!【特別編】

Japan In-depth / 2017年10月1日 21時0分

・この枠の事務事業評価結果が見受けられない



という構造だ。


その額、200億円。これが廃止された。


第3に、都政改革本部の取組。これまでの自律的改革の成果以外にも、最近では、外郭団体のトップや役員の公募、外郭団体が独占していた委託契約の民間開放に着手。


個人的にはワイズスペンディングより都議会自民党が掲げた減税を進めるべきだと思うが、都政改革本部の取組は着実に進んでいる。


大変失礼な言い方だが、メディアで発言される方の中に、しっかり調べないでイメージで語る、政治的なポジショニングから語る方がいらっしゃるが、やめてもらいたい。メディアが成長しないと政治はレベルアップしない。



■ まだまだ課題も


 「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン~」などはこれまでの計画からみて、その記述や内容も格段に進歩している。その「事業実施状況レビュー結果」を見ても明らかだ。



▲写真 都民ファーストの会 広報本部基本政策発表記者会見 2017年5月24日出典:「都民ファーストの会」都議 藤井あきら氏HP


しかし、厳しい言い方をすると、相変わらず目標設定やその根拠など疑問も多い。兵庫県庁は多くの指標・KPIで数値を設定し、目標管理をしているし、井戸知事の公約には様々な数字が並んでいる。各分野別計画の数値は何百にも上る。今後はこうした自治体から学ぶべきだろう。


都知事の役割は、組織マネジメントや方向性を決めること。発信力もそうかもしれない。具体的な政策が実現するのには時間がかかる。そのことを我々都民は知っておくべきだろう。


トップ画像:東京都第一庁舎 photo taken by Morio


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