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東京パラリンピック柔道前哨戦 日本勢苦戦

Japan In-depth / 2017年12月3日 11時28分

私はこの期間、たまたま仕事で東京に滞在していたために観戦に出かけた。ワシントンで日ごろ通っているジョージタウン大学ワシントン柔道クラブの会員の女子選手も2人が参加していた。

ロリー・ピアース、アンジー・モラン両選手だった。ピアース選手は30代、モラン選手は20代、ともに長年、柔道を学んでおり、日ごろはワシントンの道場でふつうの選手たちと激しく練習している。私自身ももの両選手とは数えきれないほどの回数、稽古をした。ともに一般の職業に就いている学歴の高い明るい女性である。

写真)右 ロリー・ピアース選手

©古森義久

 

大会は午前10時から午後3時まで円滑に進んだ。目の不自由な人同士の柔道大会は私も初めての見学だったが、最初に2人の選手が審判によって組み合わされた時点で試合が始まる。

途中、離れ離れとなれば、また最初から組みあうのだが、ほとんどは自然に戦いを続け、立ち技、寝技、一般の試合と変わらない形で勝敗が決まる。遠くからみていると、一般の柔道試合の光景となんの変わりもない。パラリンピックで柔道が一般の観客の人気をも大きく集める理由がよくわかった。

ピアース、モラン両選手の試合では私も声援を送ったが、2人とも第一試合で敗れてしまった。だが全体としては外国選手の活躍が目立った。1位、2位は男女の各階級ともほとんどが外国選手だった。

 

写真)第31回全日本視覚障害者柔道大会

©古森義久

 

日本選手のメダル獲得が少ないのだ。全日本大会の名をうち、実際に日本人選手たちは全国各地から加わっている。だがそれでもメダルの獲得数が少ないのだ。この大会は明らかに3年後の東京でのパラリンピックの前触れの意味を持つようだから、本番での日本勢の試合ぶりが心配になった。

とはいえ、各国の目の不自由な男女たちがふつうの選手と変わりのない鋭く激しい動きで相手を投げ、抑え、締めようと必死になる様子は国際色の豊かさも加わって、なんとも頼もしい光景だった。

 

トップ画像:右側 アンジー・モラン選手 ©古森義久

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