1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

TPP11の成立急げ 衆議院議員甘利明氏

Japan In-depth / 2017年12月5日 0時0分

その上で、「世界は一対一ではなく皆が納得する透明な公正なルールを作ろうという(流れがある)。だからWTO(世界貿易機関)があり国際機関がある。二国間だけでやったら政治力の強い国が勝ってしまう。これは政治力・軍事力の強い国がいい国はいいかもしれないがそうじゃない国はたまらない。」と述べ、世界中が平等なチャンス・権利を持つために国際機関があり、そのためのルールとしてTPPが必要であるとの考えを改めて示した。

 

・世界の枠組み作りにおける日本の役割

細川氏は「各国の横のつながりを作るにあたり、トランプ大統領を中心とするのは不安に感じるが。」と質問した。

甘利氏は「日本の首相が世界の首脳から頼りにされる、助け舟を出してもらえるというのは戦後安倍首相のみだと私は思う。世界の首脳が日本の首相の考えを聞こうといい、日本の首相の案でまとめようという場面がずっと続いている。安倍首相が中心となって(米と中・露など)個性の強い人たちを結集させる枠組みになってきているのではないか」と答えた。

 

・日本の国内産業

細川氏は「TPPその他国際的な貿易の枠組み、ルール作りの中で、日本の国内産業は警戒感がまだ拭えない。これから産業を盛り上げていくには、政策として必要なことがあるのではないか。」と問うた。

甘利氏は「自由貿易は世界中の“いいとこどり”だ。つまり、日本国内で作るよりコスパがいいものは輸入する。日本で作った方がコスパがいい物は輸出する。

日本は“いいとこどり”をする良さにまだ気が付いていない。日本の農産物は品質・味覚・見栄えで芸術品だといわれている。世界には所得の高い人も多く、より良い物を(求め)値段は問わない。価値づけを戦略的にして、どこにピンポイントで呼び込んだらいいか地方自治体や国、生産者が組んでやっていく。相手の国の規制は政府間ではずしていくことが必要。」と述べた。

 

 (この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2017年11月25日放送の要約です)

「細川珠生のモーニングトーク」

ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分

ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php

細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/

細川珠生ブログ  http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください