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観光環境整備に「出国税」 山本有二衆議院議員

Japan In-depth / 2017年12月27日 10時45分

さらに、今まで見出されていなかった過疎地域や離島地域への観光環境の整備も視野に入れているということだ。そのために、「日本人でも外国の方でも、出国するときには1000円くらい頂戴する」ことを検討しているという。

写真)成田空港
flickr: Hideyuki KAMON

 

細川氏が「日本人が出国するのにも課せられるというと、疑問が多く出ると思うが、どうやって国民を説得するのか。」と質問すると山本氏は「先進国の中で出国税をとられていないところはない。それが負担感になるという方もいるかもしれないが、海外旅行をするときには1人平均30万円くらい使う。サーチャージや為替の変動で1000円くらい高低の幅があり、そこで吸収される。こう考えると無理がない税になる。」と述べ理解を求めた。

写真)舞妓の見世出しを撮る外国人カメラマン
flickr: sprklg

 

また、「ゴルフ利用税」について、山本氏は「ゴルフ利用税は、ゴルフ場のある市町村の独自財源になる」ことに関して、「ゴルフに行く方々からしたら、(自分たちは)負担ばかりでゴルフ場のある町だけが潤うじゃないか、と。これは全国のスポーツ振興から考えてほしい。」と述べた。

写真)ゴルフ場(イメージ)
photo by Nathan Nedey

また、ゴルフ利用税を歳入にしている市町村の目線として、ゴルフ場へのアクセス道路や芝の整備にかかる費用からするとゴルフ利用税はまだ少ないという議論もある、と指摘した。

また、「自民党の税調では賛否両論が必ずあり、白熱して喧嘩腰のこともあるが、やがてアイデアが生まれたり、納得感が生まれたりする」と述べ、党税調の意義を強調した。そして、「様々な社会的変化を知る大切な場が税制調査会だと感じる。」と述べた。

最後に細川氏は「国民の理解が非常に重要になってくる。税制調査会の方々が一丸となって国民に説明をしてほしい。」と締めくくった。

 

トップ写真)山本有二衆議院議員
©Japan In-depth編集部

 

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