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人の学びを待つということ

Japan In-depth / 2018年1月25日 12時12分

▲写真 サイドブレーキ Photo by Cllackr

難しいのは、こういった学びには常に危険とそれからもどかしさが伴うことです。子供が自分からやるので危ないことも多いので常に守っていなければいけませんが、だからといって口出しをしてはせっかくの”自分がやって自分が発見する”という学びを奪ってしまいかねません。要は時間がかかるのです。自分がわかっていることを、我慢するのはもどかしいものです。

つい会社などをやっているといかに効率よく学習するかを考えてしまいますが、例え目の前に答えがあったとしても、それを本人が内的な納得をもって発見することが大切なのですから、その時が来るのを待つしかないんですね。また答えを私が知っているということ自体が思い上がりかもしれませんし。人が学ぶプロセスを伴走するということは、結局根気よく待つしかないんだなと改めて思いました。与えすぎて奪わぬようにというのが最近身にしみます。

(この記事は2017年8月1日に為末大HPに掲載されたものです)

トップ画像(イメージ):出典 Pixabay

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