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「政権担える政党になる」古川元久希望の党幹事長

Japan In-depth / 2018年2月14日 11時54分

 

そのずれは埋められないのか、細川氏が聞くと、古川氏は「どちらが正しいというものではない。」とした上で、この認識のずれが統一会派を結成するにあたって埋められなかったため「今回統一会派を組むのであれば分党という形にしようと(いうことになった)。」と説明した。

 

立ち消えたとはいえ一度は出た分党の議論。それを受けて「一度しっかりと一緒の党としてやっていくのであれば認識をあわせなければならない。」と古川氏は述べた。玉木雄一郎代表も議員懇談会において今回露呈した認識のずれを指摘し、今週にもそれぞれの認識や思いを確認する場を設ける、と表明した。このずれを埋める事が出来ないのであれば「むしろいったん袂を分かつ」ことも念頭に置いていると古川氏は述べた。

 

細川氏は「執行部の力の見せ所。まとめていくことが求められる重要な場面だ。」と述べ、党内の求心力を高めるべきだとの考えを示した。又、その「認識のずれ」について、「憲法や安保法制などについての考えに埋められないくらいの違いがある」のかと細川氏が質すと古川氏は、「(政策は)そんなに違ってはいないので、しっかり議論してまとめていきたい。」と述べた。

 

細川氏は憲法改正について、自民党は各議員の意見の違いはあるが党としては一応まとまっている、とし「ほかの政党もそれぞれの思いはあるだろうが、大局観に基づいてまとまってくれればいい。」と述べ、憲法改正に向け野党間の意見調整に期待感をにじませた。

 

古川氏は、「我々の思いは、政権交代のある政治体制を作ること。政権を担える政党にしたい。」と述べ、各議員間で「いろいろな意見があってもいいが決まったらそれに従うことができなければ政権は担えない。」と述べた。この点は「まさに民主党政権の失敗の一つ」だと指摘した。

 

古川氏は、民主党政権時、決めたのに従えない人が多くいた、と述べ、「党として決まったら自分の意見と違っても従ってもらう。従えない人がいれば同じ党としてはやっていけない。そこはしっかりしていかないと将来政権を担える政党に足りえない。」と強調した。その考えの下、古川氏は「(党が)小さいうちからそういう文化を作りたい。」との決意をあらわにした。

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