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分党は止むをえない 希望の党松沢成文参議院議員

Japan In-depth / 2018年3月1日 21時38分

さらには野党間の連携についても、「『民進党、立憲民主も含めて大きな器を作るために連携していきたい』という路線で私達と全く違う。これでは一緒に出来ないと言ったら、玉木代表の方から『分党を考えます』と言ってくれた。民進党と一緒になってまた復活したい人はそれでいいし、我々のように保守改革の路線で、今は第3極でもここで頑張っていくという人達はそれでいいということで、7日の委員会で分党をお受けします、となった。」と説明した。

玉木氏らの動きについては、「後から入ってきて、それで上手く行かないからまた民進党に戻りたい、と。そのためにはハードルが高すぎるから、少し低くして、民進や立憲民主にも受け入れてもらいたいと考えているようにしか思えない。政党の基本的な政策を選挙が終わってからころころ変えることは容認できない。」と厳しく批判した。

次に細川氏が憲法9条改正についての考えを質した。

松沢氏は「私の究極の目標は、憲法をみんなで議論して変えられる民主政治にすること。憲法は、国会で議論して、国民に判断してもらって、民主政治の中で変えていい。その政治を作らないといけない。」と述べると、細川氏は、「安倍政権は9条について非常に中途半端な議論をしている。2項を残して自衛隊を書く、ということにどれだけの意味があるのか。」と自民党安倍総裁の改憲案の意義に疑問を呈すると共に、どのような憲法9条の改正を提案をするつもりか聞いた。

これに対し松沢氏は、「9条が否定している交戦権は侵略戦争や国際的な紛争を解決するためには使えず、日本は独立国家として、自衛権はある。その自衛権を担保するために自衛隊を置く。そして自衛隊は文民統制の下に置く、と書くべき。」と述べた。

さらに、9条の2項については、「安倍首相は公明党を始め、平和主義を強調する方にも味方になってもらうために、1項、2項を残して自衛隊を書き込みたいのだろう。私は、3項に自衛権を書く(べきと考える)。各国の自然権として認められている自衛の権利は、1項、2項があっても日本は持っている。この“自衛権”を書いて、それを担保するために自衛隊を置く、自衛隊は文民統制の下に置くと書く。そう提案したい。」と述べた。

細川氏が、「私が知る限りその案は、民進党の大野元裕氏、希望の党の長島昭久氏、立憲民主党の山尾志桜里氏が(共有している)。このテーマで野党は連携できるのではないか。」と述べ、野党議員が超党派で代案を出して与党と議論すべきであるとの考えを示した。

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