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からだの悩み、生理の悩みからフリーになるために NIPPON女性からだ会議®2018

Japan In-depth / 2018年3月4日 17時35分

写真)株式会社エムティーアイ ルナルナ事業部長 日根麻綾氏 ©Japan In-depth編集部

 

 続いて、クイズ形式で(株)エムティーアイが運営する女性のための健康情報サービス『ルナルナ』とシンクパールが共同で行った「年代別にみるカラダへの関心」という調査結果を披露した。家族やパートナー、友人とカラダや性についての悩みを話せることの大切さ、女性同士でも自分の経験だけに基いて考えるのではなく、いろんなカラダがあることを知ることの大切さを再認識させる内容だった。

 

 最後に菅本氏は、「10、20代の頃は生理が出産につながるという意識がなかった。ちゃんと子どもを産めるカラダづくりのためには、病院に行くことは大切。ちょっとした悩み相談でも病院に行っていいと分かった。女の子たちが実際に病院に行くハードルを下げるための活動をしたい。」と感想を述べた。

 

写真)第2部登壇者 左からバクステ神田一丁目 白石氏 堀内氏、看護師 樽見氏 西山氏 ©Japan In-depth編集部

 

 第2部は、「ナース×アイドルカフェ★Live」と題して、看護師と現役アイドルが仕事と健康の両立について話し合った。アイドルや看護師など、勤務時間が不規則で健康を維持することが難しい仕事でも、健康診断をきちんと受けたり、かかりつけ医を持ったりすることが大切であると呼びかけた。

看護師の樽見春香氏は、「自分の体調の変化に気づいてもらうためにかかりつけ医を持つべき。」とし、かかりつけ医を選ぶポイントは、「通いやすい家や職場の近くで、話しやすい先生がいること。」と述べた。

 

写真)第3部登壇者 左から難波氏、和田氏 ©Japan In-depth編集部

 

 第3部に登壇した、日本医師会総合政策研究機構主任研究員和田勝行氏(前・文部科学省健康教育・食育課 課長)は、日本の性教育が進んでいないと言われる現状に対し、「学習指導要領を定めて教科書の内容を充実させるなど、文科省によるトップダウン方式は手を尽くしたと思っている。また、性教育推進派の保護者とそうではない保護者の間に立っている現場の学校・教師にはプレッシャーがある。社会全体の意識の底上げが重要である。」と述べた。

 

 来場者からは、「同世代のアイドルが自分のからだのことを話していてすごいと思った。友達同士でももっと話しやすくなればいい。」(10代女性)、「自分のやりたいことをやるには気力だけでは駄目で、健康も必要という話が印象に残っている。今後就活をする上で心に留めておきたい。」(20代女性)などの感想が聞かれた。

 

写真)難波氏と女性からだ会議大賞を受賞した、まるのうち保健室監修 細川モモ氏 ©Japan In-depth編集部

 

 後半は場所を六本木に移し、女性からだ会議大賞受賞式が催された。まるのうち保健室(ラブテリ代表 細川モモ氏監修)、I LADY.(国際協力NGOジョイセフ)、Ladies be open(ハフィントンポスト)、Wの悲喜劇(Abema TV)、3年B組金八先生第1シリーズが優秀賞を受賞した。大賞はまるのうち保健室を監修する細川モモ氏が、特別賞は3年B組金八先生第1シリーズに出演し現在は腸トレマイスターとして活動するつちやかおり氏がそれぞれ受賞した。

 

 

 

トップ画像)女性からだ大賞受賞者と授賞式参加者©Japan In-depth編集部

 

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