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netgeek「朝日新聞が首相動静を削除して“証拠隠滅”」は本当か?

Japan In-depth / 2018年5月23日 17時33分

ただ、ちょうど1年で自動的に削除されているわけではないとみられ、削除漏れのためか、閲覧できる記事も散見される。そのことをもって、netgeekはツイッターで「1年で削除される仕様ではなさそう」とつぶやき、現時点で記事の訂正、撤回はしていない。だが、朝日デジタルで「首相動静」を検索しても2017年4月以前の分はヒットしないことや、、朝日が自社の首相動静記事を隠さず報じていたことからすれば、「証拠隠滅のために削除した」というのは事実に基づかない誤報といえる。

▲写真 netgeekの投稿 出典:netgeek twitter

この記事を配信した投稿は1900回以上リツイートされ、作家の百田尚樹氏や雑誌「Will」編集部も拡散していた。Facebookの投稿も200回以上シェアされている。なお、netgeekは「2013年に開設された日本初のバイラルメディア」とされるが、運営元の詳細をウェブサイト上で公表しておらず、実態は不明だ。

主要な新聞・通信各社は日々、首相の動向を首相動静欄などで報じている。だが、記者の目に触れないように官邸などに出入りすることは可能とされ、メディアは全ての面会を把握しているわけではない。面会者の一部を省略することもあり、同じ日の首相動静欄を各社で読み比べると情報が異なることは珍しくない。過去には誤報もあり、決定的な証拠にならない。

安倍首相は面会の事実を否定しているが、菅義偉官房長官は「入邸記録は業務終了後速やかに廃棄される取り扱いとなっており、残っているか調査を行ったが、確認できなかった。残っていなかった」と説明している。

トップ画像/ファクトチェックカード

 

【訂正】2018年5月24日10:20

一段落目【誤】愛知県

    【正】愛媛県

二段落目【誤】最も古いのが2016年5月6日の分

    【正】最も古いのが2017年5月6日の分

五段落目【誤】朝日デジタルの閲覧期限が原則1年であることや、

    【正】朝日デジタルで「首相動静」を検索しても2017年4月以前の分はヒットしないことや、

六段落目【誤】1700回以上リツイートされ

    【正】1900回以上リツイートされ

 

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