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「世界難民の日」ソーシャル・アクション in渋谷

Japan In-depth / 2018年6月19日 18時0分

▲写真 国連UNHCR協会天沼耕平氏、手に持っているのは太陽光発電によるソーラー・ランタン ©Japan In-depth編集部

▲写真 UNIQLOによる衣服回収ボックス ©Japan In-depth編集部

イベント会場では、9月に行われる国連総会に届ける署名も行われており、多くの参加者が足を止め、署名していた。6月16日(土)から20日(水)までの期間に署名をすると、署名1件につき50円(栄養不足の難民の子どもたちに提供する栄養補助食品1パックに相当)をシダックス株式会社がUNHCRに寄付するとのことだ。

しかし、世界的に見れば日本の署名数はまだまだ少ないのだという。学校への出張授業をはじめ、難民問題を知ってもらう機会を設けているそうだが、そのような場をもっと増やしていかなければならないだろう。

▲写真 スタッフの説明を受けた上で署名をする ©Japan In-depth編集部

イベントに参加した人に感想を聞いてみた。都内在住の40代の会社員男性は「クルド人難民の方と知り合って以来この問題に関心を持っている。日本人はもっと関心を持たなくてはならない。」、都内在住30代の会社員女性は「難民問題については全く知らなかったがアンバサダーを務めるMIYAVIさんのファンで来た。軽くなったという容器の水でさえ、とても重く感じた。これを子どもが運ぶのだと思うとどんなに過酷なのだろうと考えさせられた」と話した。

はじめに難民問題に興味を持つきっかけは人それぞれだ。遠く離れた自分とは無関係のことだと思わずに関心を寄せ、募金や署名、周囲へのシェアなど自分のできる範囲で行動を起こしていくことが大切だ。今回のイベントや6月20日の世界難民の日がそのきっかけになればいいと思う。

トップ画像/渋谷駅前に設置された難民キャンプで使用されるテント ©Japan In-depth編集部

 

【訂正】2018年6月19日

本記事(初掲載日2018年6月19日)の本文中、「アンバサダーを務める雅さん」とあったのは「アンバサダーを務めるMIYAVIさん」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。本文では既に訂正してあります。

誤:日本人はもっと関心を持たなくてはならない。」、都内在住30代の会社員女性は「難民問題については全く知らなかったがアンバサダーを務める雅さんのファンで来た。軽くなったという容器の水でさえ、とても重く感じた。これを子どもが運ぶのだと思うとどんなに過酷なのだろうと考えさせられた」と話した。

正:日本人はもっと関心を持たなくてはならない。」、都内在住30代の会社員女性は「難民問題については全く知らなかったがアンバサダーを務めるMIYAVIさんのファンで来た。軽くなったという容器の水でさえ、とても重く感じた。これを子どもが運ぶのだと思うとどんなに過酷なのだろうと考えさせられた」と話した。

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