トルコ・エルドアン大統領再選、独裁続く
Japan In-depth / 2018年6月26日 23時0分
この両国に比べると、日本は近代化に相当程度成功しているように見える。遠い東アジアの国だが、宗教的な要因が少なかったためだろうか、自由主義も、民主主義もそれなりに具現化しているではないか。この幸運を日本人は忘れてはならない。
〇 欧州・ロシア
25-28日にボルトン米NSC担当補佐官が英国とイタリアを訪問する。同補佐官はその後モスクワ訪問を計画しており、米露首脳会談の準備を行う予定だといわれる。ボルトンといえば米朝首脳会談には(当然ながら)出席したものの、その準備段階では外されたと噂された。北朝鮮はポンペイオ、ロシアはボルトンという分業なのか?
▲写真 G7サミットの際のジョンボルトン米NSC担当補佐官(右奥) 出典:JohnBoltonTwitter
〇 中東・アフリカ
24-28日に英王室のウイリアム王子がヨルダン、イスラエル、パレスチナを訪問する。恐らく英王族としては初めてかもしれない。元々この地域は英国がフランス、ロシアと謀って分割統治した場所で、英国の三枚舌外交がなければそもそも存在しなかった国々だ。健全な常識を持つであろう王子の心境は複雑であるに違いない。
▲写真 シリア難民の子供たちとウィリアム王子 出典:KengsingtonPalaceTwitter
〇 東アジア・大洋州
今週は朝鮮半島で大きな動きがない。まあ、これまでが動き過ぎだったのだから良いとすべきだろうが、歴史的な米朝首脳会談から二週間経っても、その先にあるものが全く見えてこないのは心配である。ポンペイオ国務長官が再び訪朝するというが、そんなことを繰り返して進展が期待できるのか、大いに疑問だ。
〇 南北アメリカ
先週米国は不法移民の親子分離問題で大揺れに揺れた。ゼロトレランスを純粋に貫けば違法移民の子供たちには刑事責任を問えないから、親とは別々に収容することになる。だが、米国には家族、女性、子供に極めて寛容な伝統が残っているようで、さすがのトランプ氏も折れたようだ。今回はトランプ夫人も珍しく政治的に発言した。
▲写真 トランプ大統領夫人 メラニアトランプ氏 出典:メラニアトランプTwitter
〇 インド亜大陸
特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ画像/エルドアン大統領 出典:ErdoganTwitter
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