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活況を呈する沖縄経済の背景

Japan In-depth / 2018年8月1日 10時8分

今週は欧米諸国が夏休みに入ったのか、あまり大きなイベントがないので、久しぶりに日本外交に焦点を当てたい。7月30日から8月8日までの10日間、河野太郎外相が長期出張するという。訪問先はモスクワ、シンガポール、ミャンマーのネーピードー、バングラデシュのダッカだそうだ。ご苦労様である。


モスクワでは目玉は日露外務・防衛閣僚協議(「2+2」)、シンガポールでは日・ASEAN外相会議、ASEAN+3(日中韓)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議、ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合に出席する。ミャンマーではスー・チー国家最高顧問兼外相と、ダッカではバングラ外相と会談する。


河野外相といえば、外遊用に「外相専用機」を「おねだり」したなどと揶揄されたが、筆者は同情的だ。G7など主要国の外相なら専用機を持っても決して不思議ではない。しかも日本のように閣僚を「安売りする」国では、外相の外国出張に使える時間が極端に少なくなる。専用機を考えるのは当然だろう。


確かにカネはかかる。それが駄目というなら、総理大臣以下閣僚の「働き方」改革が必要だ。そもそも、今の国会審議は何だ。50年前とちっとも変っていない。予算委員会の総括(的)質疑では質問の有無にかかわらず全閣僚が出席を強いられる。こんな「田舎議会」の風習を改めない国会こそ改革が必要だ。


 


〇 欧州・ロシア


どうやら西欧は本格的夏休みに入ったようだ。特記すべき事項はない。


 


〇 中東・アフリカ


欧州方面ではロシアだけが仕事をしている。今週ソチでイランとトルコの代表を集め会談を行うらしい。当然議題はシリアだ。同国をめぐるイスラエルとイランとの対立が更にエスカレートしており、協議が必要になったのかもしれない。これに比べると米国の動きには戦略性が感じられない。まあ、トランプ政権では無理なのだろうが。


 


〇 東アジア・大洋州


今週は日露2+2がモスクワで、ASEAN外相関係の一連の会議がシンガポールでそれぞれ開かれるのが目玉だ。これ以外では、31日に朝鮮半島で南北軍当局が将軍レベルの会合を行うという。先週23日の南北朝鮮卓球・射撃競技会閉幕、24日の南北鉄道線路共同検査に続き、南北接触だけが続いている。不思議な世界だ。



▲写真 南北鉄道線路共同検査 出典:Korea,net


 


〇 南北アメリカ


先週もトランプ氏の元個人弁護士がCNNなど「フェイクニュース」の話題を独占している。先々週この弁護士はトランプ氏との会話の録音テープの内容を暴露したが、先週は更に、トランプ氏が「2016年6月のトランプタワーでの息子や義理の息子のロシア人弁護士との会合の内容を事前に承知・承認していた」と言い出したのだ。


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