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森ビル 次世代都市型交通の実証実験

Japan In-depth / 2018年8月2日 15時3分

 


また、今回の実験ではメルセデス・ベンツ日本株式会社も提携を組んでおり、メルセデス・ベンツVクラスが使用されている。車内も幅広く最大7人が乗車でき、快適なドライブ環境を提供している。


 


「オンデマンド型シャトルサービス」の使い方は簡単で、利用者はアプリを通じて乗車位置と人数、降車位置を設定する。すると、独自のアリゴリズムによって近くの車両が検索され地図で乗車場所が指定されると同時に車種やナンバープレート、ドライバーが表示される。GPS機能によって利用者・運転手共に互いの位置を把握しているため、時間通りに来ない、車両が見つからないなどのトラブルは起こりづらい。また、途中で乗降者がいても、その度ごとに新たな道順が提示され、ドライバーはそれに従って運転するだけである。降車後はアンケートを記入しフィードバックする仕組みだ。



©Japan In-depth編集部


 


実験期間は8月1日から2019年7月31日までを予定している。森ビル社員約1300名を対象とし、虎ノ門ヒルズ、六本木ヒルズ周辺で実施される。車両台数は対象人数と実験範囲を鑑みて4台使用する予定。


 


このサービス実用化については実験を進める中で検討していくという。価格帯に関しても、一般の人が幅広く使えるようバスと同程度の金額を想定しているがまだ未定とのこと。今回は無料での実験であるが、有料化したサービスとして展開するとなると、法規制がまだまだ厳しいのが現状だ。「今回の実証実験が規制緩和に向けた新たなインパクトを与えられるのではないだろうか。」Viaのデイビッド氏は言う。日本のライドシェアはどのように変化していくのだろうか。今回の実験結果が都市のモビリティにどのような影響を与えるのか今後も注目していきたい。


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