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朝韓中が画策「米朝終戦宣言」(上)

Japan In-depth / 2018年9月9日 10時5分

・東倉里実験場の閉鎖、長距離ミサイル実験の完全中止を意味


・トランプ大統領の任期中に非核化実現を希望


・トランプ大統領を信頼している



 


■ またも「金正恩に感謝」を表したトランプ大統領


現在米国は、北朝鮮非核化の第一歩は「北朝鮮が核施設申告リストを出すことしているが、金正恩委員長は「豊渓里爆破で既に非核化の初期段階の誠意を見せた」とした。米朝間の認識の差は縮まらないままである。


しかし特使団長鄭義溶の「トランプ大統領の任期中に非核化実現を希望する」「トランプ大統領を信頼している」との「報告」(トランプ氏が直接に聞いたわけではない)をそのまま信用してか、トランプ大統領は、ツイッターで「金正恩委員長に感謝する」「われわれは共に(非核化を)成し遂げるだろう」と喜びを表した。


ポンペオ長官訪朝を中止した「金英哲書簡」を忘れたかのようなトランプ氏の喜びようから見て、圧力に向かい始めたトランプ政権内の軸足を再び変更し、金・文の第3回「南北会談ショー」のロードマップに反応する可能性も出てきた。



▲写真 金英哲氏 出典:United State Department of State


18日からの「南北首脳会談」では、中間選挙を前に窮地に陥っているトランプ大統領の足元を見透かして、「核兵器の申告書の段階的提出(サラミ戦術)と米朝終戦宣言を取引する陰謀」が謀議され、それを成功させた後の制裁解除と「大々的対北朝鮮支援」について協議されると思われる。


(中に続く)。


トップ画像:南北首脳会談(2018年4月27日)出典 韓国大統領府


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