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中東危機シミュレーションの教訓

Japan In-depth / 2018年10月26日 0時44分

 


〇欧州・ロシア


28日に欧州各国は冬時間に戻るが、同日にはジョージア大統領選挙とドイツ・ヘッセン州議会選挙がある。14日のバイエルン州議会選挙では同州を地盤とするキリスト教社会同盟(CSU)が歴史的大敗を喫したが、ヘッセン州では前回の選挙でメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)が50%近く得票していた。ここでもCDUが票を減らせば、メルケル政権にとっては更なる危険信号となるかもしれない。



写真)メルケル独首相(2018年10月20日)

出典)Angela Merkel facebook


 


〇中東・アフリカ


サウジ・ジャーナリスト失踪事件について先週漸くサウジ政府が同氏の死亡を認めつつ、関係者の処罰などを発表したが、これはどう見ても「トカゲの尻尾切り」ではないか。さすがのトランプ氏も不満を隠していない。サウジ皇太子はこんなことで逆境を克服できると本気で思っているのだろうか。あまりに危機感が足りない気がする。



写真)サウジアラビアのムハンマド皇太子

出典)Mazen AlDarrab(Wikimedia)


 




〇東アジア・大洋州


今週の注目はやはり26日からの安倍首相の訪中だろう。米中関係の悪化に鑑みれば、中国側の秋波は当然だ。しかし、これで日中関係が1980年代のような蜜月に戻ることはない。中国の動きはあくまで戦術的なものだからだ。勿論、日本は日中関係の改善に大いに取り組むべきだが、あまり期待値を高めることは禁物だろう。


 



写真)日中首脳会談(2014年11月10日 北京)

出典)安倍首相facebook


 


〇南北アメリカ


28日にブラジル大統領選挙の決選投票がある。極右ポピュリストの元軍人ボルソナロ候補が優勢だという。対抗馬の左派で元サンパウロ市長の候補は伸び悩んでいるとなれば、ブラジルでもナショナリズムの嵐が吹くということか。中南米は元々カトリックの牙城だが、最近はエバンジェリカル(福音派)が台頭しているという。


恐ろしいことだが、これから米国だけでなく、中南米でもこうした傾向が続くのかもしれない。選挙といえば、米国の中間選挙も2週間後に迫り、一部の州では既に期日前投票が始まっている。民主党関係者は中間選挙をトランプ氏の「信任投票」とみなし、事前投票率の高さから民主党候補の優勢を信じているが、そう上手くいくか。


トランプ氏の選挙戦術は従来の常識を覆す革命的な要素がある。正直なところ、今流れている事前予想はどれも当てにならないのではないか。昔ならホワイトハウス記者といえばエリートだったが、今はトランプ氏のツイッター洪水で休む暇もなく、疲弊し切ってしるそうだ。可哀そうに!


 


〇インド亜大陸


28-29日にインドのモディ首相が来日する以外に特記事項なし。


今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


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