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和創イノベーション

Japan In-depth / 2018年11月5日 14時46分

 


 


▲写真 振袖を着た参加者の様子 (c)Japan In-depth編集部


 


 実は筆者も今回は振袖で参加した。和装は、成人式の時に振袖を着て以来人生で二度目であったが、姿勢や振る舞いにも自然と気を遣えると感じた。普段は選ばないようなデザインに挑戦し、あまり機会のない落語や芸者による踊りを生で観ることができ、参加者の一人としても本イベントを楽しんだ。



▲写真 振袖を着た筆者 (c)Japan In-depth編集部


 


 


 丸紅従業員組合/和装イノベーションプロジェクトは、「和装で社会を心豊かにしよう」という思いで、有志社員により今年4月から発足した。プロジェクト主催の木下元介氏は「今回のイベントのテーマは『出会い』である。参加者同士の交流は勿論、着物を着た自分自身とも出会うことで、感動を味わってほしい。こういった機会を通して、和装を楽しんでいただければ嬉しい。」と話した。


 



▲写真 木下元介氏 (c)Japan In-depth編集部


 


 和装は主に「着る機会がない、着方がわからない、値段が高い」の3つがハードルになっている。本イベントを通して参加者は、日常生活ではなかなか味わえない”和“との触れ合いや、和装ならではの場の雰囲気の心地よさを再認識したようだ。着物を着た一体感は異業種の交流も深めており、イノベーションの端緒を垣間見ることができた。日本の伝統の文化は残念ながら廃れつつあるが、今後も現代の文化と掛け合わせた価値を見つけ、体験する場を通して’’和’’のよさを広めていくことが重要である。


 


 


丸紅従業員組合/和装イノベーションプロジェクトの活動内容は、Instagram「#男子きもの部(ID:yuagari_nomi)」「#お姉さんのための浴衣で夕涼み(ID:wasoproject)」にて掲載。


 


 


 


記事制作:Japan In-depth編集部(大川聖)


取材:Japan In-depth編集部(大川聖)


トップ写真:(c)Japan In-depth編集部


 


 


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