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「教育改革 急務」柴山昌彦文科大臣

Japan In-depth / 2018年11月15日 16時30分

最後に細川氏は、高等教育の無償化について、ニーズにかなった政策でもある,、日本の教育に「できる子を伸ばす教育」が欠けており、優れた人材が高度な教育を求めて海外に流出することに懸念を示した。

柴山氏は、優れた人材育成に必要な政策として、現在検討が進められているもの、および既に取り組まれているものを以下のように紹介した。



1.主体的でグローバルな人材育成を目指す項目を学習指導要領へ追加

主体的に課題を設定し、ものを考えることができる能力、語学能力、プレゼン能力の教育を学習指導要領に織り込む


2.特に優れた能力やリーダーシップを持つ人の育成

・習熟度別のクラス編成(教員の加配)

・能力に応じたきめ細かい教育(AIなどを利用)

・スーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイスクール事業(指定高等学校において将来社会をけん引する科学技術人材、グローバルリーダーの育成に特化した教育を行う)


※参考:http://www.jst.go.jp/cpse/ssh/ssh/public/pdf/SSH2018-2019low_mihiraki.pdf、http://www.sghc.jp/


 ・官民共同改革留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」(意欲と能力ある若者の留学を支援し、グローバル人材を育成する


※参考:https://www.tobitate.mext.go.jp/about/index.html )


・飛び入学制度



これらの方策を、OECD(経済協力開発機構)諸国の例に学ぶなどしながらさらに具体化し、インクルーシブ教育(障害のある者と障害のない者が可能な限り共に学ぶ仕組み※


参考:http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/06/16/1358945_02.pdf)とも合わせて教育の充実を図っていくという。


細川氏は、子どもたちが改革の実現を待たずに学校を卒業してしまうことに危惧の念を示し、「取り組みを加速させる」という柴山氏の言葉への期待を述べ、対談を締めくくった。


 


(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2018年11月3日放送の要約です)


 


「細川珠生のモーニングトーク」


ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分


ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php


細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/


細川珠生ブログ  http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/


トップ画像:©Japan In-depth編集部


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