1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「レーダー照射問題、実務者協議打ち切り妥当」松川るい参議院議員

Japan In-depth / 2019年1月28日 14時8分

 


昨今の東アジアをめぐる国際情勢を踏まえて、松川氏は「日本は韓国と対立し続けることは避けるべきだ。日韓関係が悪化して喜ぶのは、中国と北朝鮮ぐらいなのだから。韓国は南北融和しか考えていない状況にあるが、朝鮮半島が日本にとって脅威とならないようにするために最大のレバレッジは、強固な米韓同盟が維持されることである。そのためには在韓米軍の存在が重要だ。」と述べた。


 


また、2月末に開催予定の米朝会談については、「良い動きだと思う。トランプ大統領には、第一に米韓同盟の維持、第二に良好な米朝関係を築いてもらうことが重要だ。北朝鮮の核が残る可能性がある以上、プランBは米朝関係が良好であることである。」と述べ、期待感を示した。


 


一方、「北朝鮮の核はゼロにはならないだろう。(トランプ大統領は)ICBMの廃棄やメジャーな核の廃棄などで自国への脅威がなくなれば良しとするかもしれない。しかし、核が完全に北朝鮮からなくならず、中距離ミサイルが残れば、日本にとっては脅威だ。それは東アジアの安全保障への脅威でもある。これをアメリカに常にリマインドすることが重要だ。」と述べた。


 


また、「トランプ大統領とアメリカのエスタブリッシュメントの考え方はそもそも異なる可能性がある。トランプ氏は朝鮮半島への関与は米国にとって何の意味もないと考えている可能性が高い。日本としてはアメリカが韓国から撤退するのは困るわけだが、同盟重視で朝鮮半島関与の意義についても理解があったマティス国防長官が辞任したこともあり、在韓米軍縮小撤退の可能性は高まっていると懸念している。日本の安全保障政策はそのような可能性も念頭に置きながら強化していく必要がある。」と述べた。


 


トップ画像:©Japan In-depth編集部


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください