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成果無い安倍外交のこれから

Japan In-depth / 2019年6月21日 8時55分


▲写真 金正恩委員長 出典:ロシア大統領府


中国では、天安門事件を「反革命の暴乱だった」との評価を変えず、遺族の監視強化を強めている。またトランプ大統領はアメリカの機器から情報盗難や中国の機器使用は情報漏れの恐れがあるとして使用しないよう注意を呼び掛けたりしている。ロシアも日本が北方四島などで経済協力をすれば糸口がつかめるとみて多くの協力をしてきたが一顧だにされていない。


いわば、安倍首相は世界を飛び回り、“日本に安倍あり”と名を売ったものの、日本が解決すべき外交課題についてはほとんど無視されてきたというのが実情なのだ。



▲写真 ASEAN首脳会議 出典:首相官邸Facebook


外交的解決は、名前が売れれば相手が忖度してくれるという甘い交渉ではない。やはり過去の約束や経緯を論理立てて説明し、国際社会にもアピールしてゆく宣伝も必要だろう。それと日本のホームグランドはやはり東南アジアであり、東南アジア諸国とも第二次大戦中の迷惑をかけた保障などは解決してきた実績があるはずだ。


日本は大国外交だけを目指すのではなく、周囲の東南アジア諸国の支援や仲間づくりにもっと力を入れたらどうだろう。アメリカの口添えも力になるだろうが、実は、東南アジアの国々を味方につけることのほうが大きな力になるだろう。日本はアジアの国の中心的存在であることを自覚し、今後もそうした振る舞いに努力することが案外近道になるのではないだろうか。


トップ画像:トランプ大統領訪日 出典:首相官邸Facebook


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