杉田水脈氏パリ講演反対の訳
Japan In-depth / 2019年9月6日 23時0分
▲写真 杉田水脈議員 出典:杉田水脈Facebook
■主催者へ行ったインタビュー
1 杉田水脈議員の講演をパリで行うことになった経緯は?
経緯を話すと随分と遡りますが、2015年にパリでフランスに亡命した韓国人利・イエダ氏の呼びかけで、所謂戦争法案反対のデモが行われ、2016年には、明日の自由を守る若手弁護士の会主催の『憲法カフェ』(講師 弁護士太田啓子 法政大学 中野勝郎)と『立憲デモクラシー講座』(山口二郎 法政大学)が開催されました。このように、今までパリで行われた政治イベントは左派のイベントばかりで、護憲派、反政府の人たちによるイベントです。
そのような状況が続きますと、パリの有権者たちは偏った情報のみを得ることになります。そこで所謂保守派のイベントが開催されないだろうか、憲法に関しても、どうして改憲派は改憲が必要なのかの説明を聞いてみたいと思っていた次第です。
しかし、所謂保守の先生方に講演会を問い合わせたことはありましたが、こちらに来て講演を依頼するとなると、渡航費と講演費を合わせると、「ちょっと聞きに行ってみようかしら」と言う金額ではなくなってきますので、なかなか難しいところでした。
杉田議員の場合は、こちらに来るついでにと、講演費は大丈夫ですとのことでしたので、それでは是非に、とお受けさせていただくことになったのです。
2 どういった内容の講演であり、どのような流れで行う予定なのでしょうか?
テーマは「憲法改正について〜日本とフランスの今をつなぐ」です。
流れは、講演前に注意事項をアナウンスし、杉田議員に1時間講演してもらい、30分は質疑応答となっています。
講演会は申し込み制で少人数制で行われます。最高でも30人。
対象はフランスに住む日本人で、講演も日本語のみで行われます。
ネットで色々な憶測が飛び交っていますが、不特定多数の日本の憲法について知らないフランス人にお話しするとかではないのです。
誤解なきようお伝えしますが、私個人は杉田議員の発言や行動全てに賛同しているわけではありません。恐らく、講演会に参加される多くの方がそうであると思います。
それでいいと思います。いろんな意見を聞いて自分で考える判断していくことが政治だと思うからです。
私達は海外に住んでいても有権者です。有権者が議員の(しかも与党)意見を聞く時間を海外で得られること自体がとても貴重だと思っています。
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