1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

未来世代の為に関係修復を(上)「知日派」韓国人の声 その4

Japan In-depth / 2019年9月28日 11時0分


▲写真 文大統領 出典:ロシア大統領府


そうやって突っ張っていれば、適当なところでアメリカが仲裁に乗り出してくれるのではないか、と。


これも、所詮は推測だと言われればそうですけど、非常に現実味があるところが嫌ですね。もし、この推測が当たっていたら、これほど情けない話はない。韓日両国ともに、アメリカの属国ではありません。そのことを本当に理解しているのか、ついついこちらまで大人げなく怒鳴り散らしたくなるほどです。


実は私は、今次の問題が表面化した直後、徴用工判決で名指しされたり、韓国への半導体輸出が売り上げの主たるものだという会社に、軒並み電話取材を試みました。


「現時点ではお答えできることは、なにもございません」


という返事もよく聞かされましたが、


「今後どうしたらよいのか、本当に困っています」


と率直に応えてくれた会社も複数ありましたよ。


未来世代の両国民のために、政治家たちはひとまず面子の張り合いをやめるべきです。


具体的には、韓国はGSOMIAの破棄を撤回し、日本は韓国を再びホワイト国に認定する。これでひとまず痛み分けだということにして、落としどころを探ればよいでしょう。


ヤクザの喧嘩ではないのですから、アメリカという大親分の仲裁を期待しながら、事務所のガラス窓を割り合うようなみっともない真似は、もうやめましょう。


(取材・構成・文責/林信吾)


 


【ヤン・テフン】


1967年、釜山生まれ。韓国の大学に合格していたが、兵役満了後、日本に私費留学し、城西大学経済学部卒業。韓国のTV製作会社の日本子会社勤務を経て、通訳・コーディネイターとして独立。現在はジャーナリストとしても活躍中。


トップ写真:安倍首相、文大統領、ペンス副大統領 出典:VOA


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください