1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

IS首領殺害に米国内外は冷淡

Japan In-depth / 2019年10月29日 23時0分


▲写真 習近平総書記 出典:Flickr; Janne Wittoeck


 


〇 欧州・ロシア


欧州連合(EU)大統領が、英国のEU離脱期限を来年1月31日まで延期することでEUが合意したと述べたそうだ。英国が求めた延期は「フレクステンション(柔軟な延期)」と言うらしい。ブレグジットやら、フレクステンションやら、やたら新語が飛び交う現状、やはり欧州の現状は正常ではない。


先週大阪で「そこまで言って委員会」の録画があったが、筆者だけが「最終的に英国のEU離脱はない」と予測した。明確な根拠はないが、英国内で「出る出ない」が決まらない中、EUの多くは英国に付き合わざるを得ないのでは、と感じている。仏など一部の国は強硬だろうが、「出る」と言えない英国など当面放っておくしかないだろう。


 


〇 中東


米国内では今次特殊作戦の詳細が話題になっているが、中東では各地でデモが頻発している。特に今週はレバノンの状況が心配だ。過去二週間ほど、レバノン政府の経済運営失策に対する抗議活動が激化、各地で数千人規模のデモが起きている。政府はインターネット利用音声通話サービスへの課税案を撤回したそうだ。


驚くべきことに、今CNNを見ていたら、同国の中央銀行が「数日で」破綻すると言い出したようだ。これって、末期症状ではないのか。しかし、こんなことは一朝一夕では起こり得ない。要するに、レバノンという国は国家としての一体性を欠き、様々な宗派の寄せ集めでしかないことを露呈してるのだ。これは自己統治能力の問題である。


 


〇 南北アメリカ


アルゼンチンの大統領選挙で左派野党候補の元首相が当選した。2015年に就任した中道右派の現職大統領を破っての政権復帰だ。しかし、新大統領は例のバラマキ政権の有力者の一人だ。現大統領は緊縮財政で改革を進めたが、結局は元の木阿弥である。南米も中東を笑えない。ここでも問題は自己統治能力の有無なのだ。


 


〇 インド亜大陸


特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


トップ写真:イラクのアルアサド空軍基地での訓練 出典:米国中央司令部


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください