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五輪治安対策もほどほどに 東京都長期ビジョンを読み解く!その80

Japan In-depth / 2019年11月18日 18時0分

こういうイベントは、ある意味「祭り」なのだ。だから、参加者は思いっきり感情を開放・爆発してもいいんじゃね?と思うのだ。


 


■ 自分らしく感情を発露してもOKでは?


五輪でも「盛りあがり」をこれほどまでテレビでは強調する。そんな「盛りあがり」至上主義!なのに、日本的な世間的なルールを守るように強制される。人間らしさを超えた「一定のルール」を課すのはどうなのだろうと思う。こういう騒ぎは世界的イベントにはつきものである。


日本社会、特に都市部に皆が参加できる「祭り」の場はないことのほうが問題だ。


このままだと、何かと「クレームがある」「迷惑」という一部の声が、自由な場を奪って、社会の閉塞感がますます進むだけ。都内の公園だと五輪の正式種目であるスケボーすら規制される。


個人的に羽目を外すことは好きではないのでしないが、普段の生活でうっぷんがたまっている人が騒ぐ場があっても、ちょっとくらいは許容してはと思う。警察の方が大変なのは本当にわかるのだが。


 


■ 異文化理解の場に


先日私は、中国上海で「ちょっと声が大きいから静かにして」と中国人の若者に言って、囲まれて、喧嘩になったことがある。恐怖しか感じなかったけど、あーこういう風な人たちなのだとは理解できた。殴りかかっては来なかったけど、凄い主張をされた。英語喋る奴らと事実に基づき議論した。


その時思ったのは文句を直接言うことより、楽しく大騒ぎに一緒に参加するほうが相手を理解できる。そもそも楽しいということ。


 ・迷惑行為という自分の見識が、日本的な基準に従っていること


 ・外国人はどういう悪態をつくのか?ストレスを発散させていくのか?


 ・感情をストレートに表現し、空気を読まないという点


 ・日本人はなぜきちっと守るのか?


 ・日本もルールを守る節度は素晴らしいけど、「・・・はダメ」という文化は生き辛い


などなど、外国人や自分たちをより理解できるチャンスでもある。


そうすると、他人への寛容さも持てるようになる。まーしゃあないかと。


自分たちの価値観で「迷惑行為」と目くじら立ててジャッジして遠ざけるより、一緒になって騒ぎ、経験することこそ、真の「国際交流」ではないかな。


東京五輪・パラリンピック。秩序や規制と自由のバランスを考えていくべきだと思うのだ。


トップ写真:海外サポーター 出典:ラグビーワールドカップFacebook


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