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GSOMIA「終了の通告」は今も生きている

Japan In-depth / 2019年11月26日 23時0分

 


〇 欧州・ロシア


今週はローマ教皇が訪日している。ローマ・カトリックというと、筆者には特別の思いがある。中学高校がイエズス会だったからだけではない。ワシントン在勤中にアメリカでのカトリック教徒のイメージを知ったからだ。アメリカはプロテスタントの国だから、大統領よりもローマ教皇に忠誠を誓うカトリック教徒には偏見や差別が今もあるらしい。


幸いなことに、日本ではそのような偏見差別はない。23日に来日、長崎と広島を24日に訪問、25日午前には天皇陛下と会見、午後は総理と会談する。ローマ教皇が日本にいるという意味の真の大きさを日本人が実感するのは難しいだろうが、何せ38年ぶりの教皇の訪日だ、成功を祈りたい。



▲写真 ローマ教皇と安倍首相の会談 出典:首相官邸Twitter


 


〇 中東


先週、イスラエルの検察が収賄などの罪でネタニヤフ首相を起訴した。現職首相の起訴は初めてだが、同氏については様々な噂があったので別に驚かない。問題はこれでイスラエル内政にポスト・ネタニヤフの時代が来るか否かだが、野党の組閣工作は暗礁に乗り上げているので、もしかするとまた総選挙があるかもしれない。


 


〇 南北アメリカ


本日吉崎達彦氏から面白い話を聞いた。米下院での大統領弾劾手続きは順調に進めばクリスマスまでに完了する。上院で弾劾裁判が始まるのは来年1月初旬以降となり、大統領選予備選と重なってくる可能性が高い。現在出馬を予定しているサンダース、ウォーレン、ハリスなどは皆上院議員だが、どうするつもりなのだろうか。


それ以上に深刻なのは民主党の候補者のお粗末さだ。マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は24日、米大統領選挙の民主党候補者指名争いに出馬すると正式に表明したそうだ。彼は今77歳、市長としての実績もあり、トランプとは違った億万長者だが、おいおい、他に候補者はいないのかよ。これではトランプに勝てない。



▲写真 マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長 出典:Flickr; Gage Skidmore


 


〇 インド亜大陸


特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


トップ写真:タイに訪問した文大統領 出典:韓国大統領府


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