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「野党合流前に自ら整理整頓を」政治ジャーナリスト角谷浩一氏

Japan In-depth / 2020年1月4日 19時0分

角谷氏は、2020年4月の予算成立後か、またはオリンピック後までは現実的に解散はない、と予測した。また、それまでに自民党も野党も、今の小池氏に対抗できる候補を見つけられるかどうかは疑問で、現実的には小池氏再選の可能性があるとの考えを示した。


更に角谷氏はカジノ問題に触れ、小池氏が、この問題に一切与しないとの立場をとるのか、意欲を示すのか、どちらかの選択を迫られるだろうと述べた。


次に細川氏は、今年一年は野党の存在感が薄く、何をしていたのか分からないかった、と述べ、野党勢力は来年どうなっていくのか、角谷氏に聞いた。


角谷氏は、今年の参議院選挙でも野党統一候補を立てられたところ、統一候補にはならなかったが、野党候補が一人立ったところなど色々あったと述べたうえで、善戦したとはいえ、まだまだ力不足は否めないとの考えを示した。また、「覚悟を早く決めたところの方が浸透度が高かった。参議院選挙に向けて準備が間に合わなかったのは、体たらく以外の何ものでもない」と述べた。


また、立憲民主党と国民民主党は政策のレベルではなくて、ただの感情論であると述べ、「好きか嫌いか、許すか許さないか、そういうレベル。それは民主党時代から絶えず起きていた。政党というレベルにもなっていない。」と、強く批判した。


さらに、「選挙後はまとまらなきゃ、と反省するが、選挙前にはまた忘れてしまう。参議院選挙でも、つばぜり合いをやっていた政党間の関係が裏では随分色々な選挙協力が行われていた。選挙の時だけ一生懸命やる、という姿勢に対して、もうあてにできないな、という思いがある。」と野党の姿勢を批判した。


また現在進行中の合併騒動については、「仮に合併したとしても、そのあと、社民党はどうする、人事はどうする、共産党とはどう付き合う、などと始まるだろう。自民党と戦う前に自分たちを整理整頓してからでないとエントリーできないというくらい厳しい目で国民は見ている。」と述べ、野党に猛省を促した。


最後に両氏は、「色んな人に自分を知ってもらうよりも、自分の小選挙区をクリア出来ればいいという人が多い。国民全体に選ばれているという自覚を持ってほしい。」との意見で一致した。


(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2019年12月28日放送の要約です)


 


「細川珠生のモーニングトーク」


ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分


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細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/


トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部


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