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トランプ選対、NYT訴える

Japan In-depth / 2020年3月4日 11時0分

 


・同紙は2016年の選挙でもクリントン候補を公式に支持する一方、トランプ氏に関しては事実に反する報道を続け、一般有権者たちのトランプ評をきわめて悪くすることに全力を投入してきた。


 


・同紙はクリントン候補を単に支持するだけでなく、同候補への投票を一般読者に呼びかけるような実態の報道や論評を2016年の大統領選キャンぺーンの期間、継続することによって、異常に強い党派性の偏向を露呈してきた。


 


(3)ニューヨーク・タイムズは長年にわたり共和党非難、民主党支援の基調を保ち続けてきた結果、トランプ非難で示したような偏向が通常のあり方となってしまっている。


 


・同紙はここ60年ほどの間、大統領選挙ではすべて民主党候補を支援してきた(社説でどの候補を支援するか表明する)。


 


・同紙は同様にここ60年ほど大統領選挙ではすべての共和党候補に批判的なスタンスを取り、客観性をまったく欠いてきた。


 


以上の趣旨のこの訴訟は究極的にはニューヨーク・タイムズに対して損害賠償を求めてい


た。


 


同紙はこの訴訟に対して「トランプ選対は米国の報道の自由に保障された個人のジャーナリストの意見表明を抑えこもうとしている」と反論し、法廷で戦う構えをみせている。


 


現職の大統領の選挙母体が有力新聞を名誉棄損にせよ正面から訴訟の対象にすることは珍しく、訴えでの争点もアメリカの政党とメディアのあり方や2大政党制の実態ともからんでおり、今後のこの訴訟の行方が注目される。


 


 


トップ写真)トランプ大統領を取り上げたNYT記事


出典)Flickr:Steam Pipe Trunk Distribution Venue


                  


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